演目

浄瑠璃式三番叟

奈良五条市公演での一場面
奈良五条市公演での一場面

能狂言、歌舞伎芝居の最初から演じられる。

日本の神話より瑞穂国の今日から未来に向かって

「天下泰平、国土安泰」を祈祷する酒祝儀・式舞です。

今回も式舞にふさわしい、神聖かつ力強い舞に注目してください。

吉村虎太郎魁大和錦

奈良五条市公演での一場面(吉村虎太郎)
奈良五条市公演での一場面(吉村虎太郎)

幕末、津野山の大庄屋吉村虎太郎は若年の人望厚い青年であった。虎太郎は勤王に尽くす思いで土佐を脱藩し京へ向かうことに。帝の大和行幸に先立ち天誅組が決起し五条代官所を襲撃。勝利に沸く本陣に朝廷での政変への知らせがくる。天誅組は賊軍となり大和山中、決死の覚悟の隊士たちは壮絶な死を遂げていく。虎太郎も・・・


神霊矢口渡

名古屋公演での一場面(頓兵衛とお舟)
名古屋公演での一場面(頓兵衛とお舟)

渡し守の頓兵衛宅の家に一夜の宿を求めて、新田義峰と傾城(けいせい)「うてな」がやってきます。二人は恋人で追手を逃れてきたのです。頓兵衛の娘お舟は義峰に一目惚れしてしまい、追手の足利方に味方する父を裏切り二人を逃がしました。それを知った頓兵衛はお舟を切り捨て後を追っていきます。そして・・・

義経千本桜

忠信と静御前
忠信と静御前

源氏の名を挙げて京都に戻った義経も、兄の頼朝の義経追討により、止むを得ず吉野山の奥深く隠れ住むことに。恋人静御前は「初音の鼓」を持ち、忠信とともに義経を追って吉野山に旅したが忠信とはぐれてしまう。そして・・・